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【書評】 日本人というリスク

Amazon kindle unlimitedで読んだ本の概要や参考になった点をまとめていきます。

 

べっぺ

今回読んだのは、橘 玲さんの「日本人というリスク」だよ!

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概要

世界中を見渡せば、日本人として生きていけるということは 、それだけで幸運ということがわかる。

しかし、日本人というリスクも存在し、それに対処することは人生にとって重要だ。

 

東日本大震災や原発事故など、日本を襲った災害によって、戦後の日本人の人生設計を支配していた4つの神話が崩壊した。

私たちは目をそむけてきた人生の経済的リスクに向き合う必要がある。

 

参考になった点

日本人の人生設計を支配していた「不動産神話」「会社神話」「円神話」「国家神話」についてまとめておきます。

 

不動産神話

高度経済成長の時代には「マイホームは最も安全な資産運用」とされてきた。

しかし、この神話はバブル崩壊で大きく揺らぎ、東日本大震災や原発事故で、不動産を所有することのリスクが明らかに。

また、マイホームは銀行からお金を借りて購入するので、それはレバレッジをかけたハイリスクな不動産投資といえる。

 

会社神話

サラリーマンの人生設計は、「会社は絶対に潰れない」という神話を前提にしている。

日本の大企業は、今でも終身雇用と年功序列を採用。

企業側は従業員に長期で働いてもらったほうが良いと思っており、労働者側も同じ会社で定年まで働いた方が得だと考えているためである。

 

しかし、大手企業でも頻繁にリストラが行われるように。

また、ボーナスや福利厚生の廃止、サービス残業の常態化など、実質賃金が大きく低下している。

 

円神話

「日本人なら円資産を保有するのは安心だ」というのが円神話。

日本株に全資産を投資するのが最良だった時期もあったが、バブルが崩壊した1990年1月に日本株に投資をした人は資産が半分以下に。

この後、日本は20年以上にわたって経済が停滞。

世界は着実に成長してきた。

 

それ以上に私たちが恐れるべきなのは円資産が価値を失うこと。

不動産や年金、生命保険など、円資産より外貨資産を多く持っている人はほとんどいない。

円高になれば総資産は増加するが、円安になれば減ることに。

円安になれば石油などの輸入商品の価格が上昇し、生活は相対的に貧しくなる。

 

国家神話

国家神話は、「国家が破産することなどありえない」というもの。

しかし、日本には確定している未来が3つある。

それが「人口総数の減少」「高齢化の進展」「少子化の進展」。

 

人口の減少→公的年金や医療介護保険などの社会保障の破綻。

日本の年金は現役世代の負担で高齢者を支える方式なので、現役世代の人数が減少すれば保険料収入も減っていく。

 

高齢化社会の到来→医療費や介護保険の利用が増加。

2020年には約800万人の団塊の世代が70歳を超えて、本格的に医療や介護サービスを利用し始めるようになり、この高齢者爆発によって医療・介護保険制度の崩壊は避けられない。

 

感想

私は日本という国は素晴らしいと思っていますし、日本人として生まれて幸運だと感じています。

海外にも行ったことはありますが、日本ほど清潔で治安も良く、こんなにサービスが行き届いている国は多くないのかなと。

 

しかし、本書を読んで、見て見ぬふりをしてきた事実に向き合わされました。

給与は上昇していないのにどんどん上がっていく税金。

若者が多くの高齢者を支えていく高齢化時代の到来。

なのに、若者を支援する政策や安心して子供を産めるような対策を打ち出せない政府。

他国に比べて経済成長も大きく見込めないなど、将来に希望が持てません。

 

今のままでは若者の生活が確実に苦しくなっていきます。

 

とはいえ、簡単に日本を離れることもできないので、自分で考え、備えることが大事ではないでしょうか。

 

家を買わないという選択や、高い給与を求めて転職をするというのは、なかなか難しいと感じます。

 

私が簡単かつ、確実に実施すべきだと感じたのは海外への分散投資。

今であれば、iDeCoやつみたてNISAなど始めやすい環境が揃っています。

 

 

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