今回はすかいらーくの決算短信をサクッとまとめてみました。
注目したい数字だけをピックアップしたので、ぜひご覧ください。
べっぺ
今後の投資のヒントになれば幸いです!


目次
すかいらーくの決算短信(第一四半期)
※単位は百万円
自己資本比率
前年同期39.4% ⇒今期29.2% (10.2%減)
※IFRS16により、非流動資産・非流動債務が増加したことによると思われます
ROE(自己資本利益率)
前年同期2% ⇒今期2% (±0%減)
ROA(総資産利益率)
前年同期27.2% ⇒今期21.5% (5.7%減)
※IFRS16により、非流動資産・非流動債務が増加したことによると思われます
EBITDA
前年同期8,930 ⇒今期17,865 (8,935増)
連結経営成績
- 売上収益:+4.2%
- 営業利益:-1.2%
- 四半期利益:-3.5%
配当
2018年実績 :16.0円+22.00円=38.00円
2019年予想: 9.00円+10.00円=19.00円(50%減!!)
べっぺ
株主優待は維持されましたが、配当は50%も減っています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフロー:+9,833 ⇒ +19,037
※IFRS16適用により、減価償却費の増加
投資活動によるキャッシュフロー:‐4,681 ⇒ ‐5,992
※新規出店、ITデジタル投資により支出増
財務活動によるキャッシュフロー:‐4,341 ⇒ ‐13,827
※IFRS16適用により、リース債務返済の増加。トータルで減少
今期業績予想
- 売上収益:+1.0%
- 営業利益:‐3.8%
自己株式取得
なし
まとめ
ここがポイント
- IFRS16号による新リース基準が適用。店舗の大半は賃貸物件のため、年380億円の賃借料の大部分がオンバランスされた。
- 上記により、自己資本比率が低下。資産増加。当期利益に影響はないものの、賃借料が支払利息と減価償却費に分かれるため、営業利益が約10億円改善。
-
営業利益、当期純利益ともに2年連続でマイナス。
べっぺ
個人的にはあまり積極的に投資したい銘柄ではありません。
業績や配当が安定した際に再度投資を検討したいと思います。
もし投資をはじめてみたい方は低資金でお試し投資ができるネオモバイル証券がおすすめです。

以下は同じく個人投資家に人気のJTの決算短信を分析したものです。

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