休職すると、会社から少し距離ができるのだと思っていました。
実際、毎日会社に行かなくてよくなったこと自体は、かなり大きかったです。少なくとも最初は、やっと止まれるという気持ちがありました。
でも、休職したからといって、会社とのつながりがきれいに切れるわけではありませんでした。
連絡が来ることもあるし、今後のことを聞かれることもある。会社そのものは、休職したあとも普通に続いていきます。
頭ではそれは当たり前だと分かっていました。
ただ、その当たり前が、当時の自分にはかなりしんどかったです。
目次
急に連絡が来るだけで落ち着かなくなった
いちばんしんどかったのは、急に会社から連絡が来ることでした。
内容を見る前から、気持ちがざわつく感じ。
何の話だろう。
何を聞かれるんだろう。
何と返さないといけないんだろうか。
まだ何も読んでいないのに、頭の中だけ先に動いてしまうことがありました。
通知が来るだけで一度手が止まることもあったし、すぐには開けず、少し時間を置いてから見ることもありました。
大した内容ではないこともあったと思います。
でも、その「来た」ということ自体が負担でした。
会社の人と会いそうなだけでも気が重かった
会社からの連絡だけでなく、会社の人とどこかで会ってしまうかもしれない、ということも気になっていました。
実際に頻繁に会うわけではなくても、外に出るときに少し身構える感じがありました。
もし会ったら、何と思われるだろう。
今の自分を見られたくない。
うまく話せる気がしない。
そんなことを考えてしまうことがありました。
休んでいるのだから、堂々としていればいいのかもしれません。
でも、その頃はそんなふうには思えませんでした。
さぼっていると思われていそうで、勝手に苦しくなっていた
誰かに何かを直接言われたわけではありません。
でも、自分の中では、仕事をさぼっていると思われているのではないか、という感覚がずっとありました。
しんどいのに、外から見たらそうは見えないかもしれない。
休んでいるだけに見えてしまうのではないか。
そんなふうに考えてしまって、勝手に苦しくなっていました。
噂されているのではないか、みたいなことまで気にしてしまうこともありました。
実際にどうだったかは分かりません。
でも、その頃の自分にとっては、「そう思われているかもしれない」という想像だけでしんどかったです。
休職して1か月くらいで、復帰の仕方を聞かれたのもつらかった
特につらかったのは、まだ全然先のことを考えられない時期に、復帰の話が出てきたことでした。
休職して1か月くらいの頃だったと思います。
復帰の仕方について聞かれたとき、正直かなりしんどかったです。
その頃の自分は、復帰をどうするかなんて考えられる状態ではありませんでした。
まず休むことで精一杯で、この先どう戻るかなんて、全く現実味がありませんでした。
それなのに復帰の話が出ると、急に気持ちが追いつかなくなりました。
戻れる気がしない。
でも戻ることを考えないわけにもいかない。
相手に悪気があったわけではありません。
会社として必要な確認だったと思います。
ただ、その時期の私は何も考えることができませんでした。
休職しても、気持ちはまだ会社の近くにあった
今振り返ると、休職したあとも、自分の気持ちはまだ会社の近くにあったのだと思います。
毎日通わなくなっただけで、完全に離れられたわけではありませんでした。
連絡が来れば気持ちが引っ張られるし、復帰の話が出れば現実に戻される。
外を歩いていても、会社の人と会うかもしれないと思うだけで落ち着かない。
休職したらすぐに楽になるわけではなかったのは、こういうことも大きかったのかもしれません。
当時の自分には、会社のことを考えない時間が必要だった
あの頃は、ちゃんと返事をしなければとか、きちんと今後のことも考えなければと思っていたところがありました。
でも実際には、そこまでできる状態ではありませんでした。
必要だったのは、会社との関係をうまくさばくことよりも、まず会社のことを考えない時間だったのだと思います。
休職しているのに、会社からの連絡がしんどい。
会社の人と会いそうで怖い。
復帰の話をされるのがつらい。
少し大げさなのではないかとも思いました。
でも今は、あの時期ならそう感じても何もおかしくなかったのだと思っています。
もし今、同じように会社との接点がしんどいと感じている人がいたら、それは弱さではないと思います。
少なくとも私には、そういう時期がありました。
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