休職してから、眠れない日が続きました。
ただ、最初からそうだったわけではありません。
仕事をしていた頃は、毎日かなり消耗していて、横になった瞬間に気絶するように寝ていました。休職してから数日も、まだその延長のような感じで眠れていたと思います。
変わってきたのは、その少しあとからでした。
休職して数週間たつ頃から、疲れよりも不安のほうが大きくなっていって、だんだん眠れなくなっていきました。
最初は眠れていたのに、少し時間がたってから眠れなくなった。
その流れが、自分の中ではかなり印象に残っています。
目次
最初は眠れていたのに、数週間後から眠れなくなった
仕事をしていた頃は、とにかく毎日疲れていました。
布団に入ると、そのまま意識が落ちるように寝てしまうことが多かったです。眠りの質が良かったかどうかは別として、少なくとも「寝つけない」という感覚はあまりありませんでした。
休職してから数日はまだその流れが残っていたと思います。
張りつめていたものが少し切れて、とにかく寝る、という感じでした。
でも、それがずっと続いたわけではありませんでした。
休職して数週間たつ頃から、少しずつ眠れなくなっていきました。
体は休んでいるはずなのに、今度は不安のほうが前に出てくるようになって、夜になっても頭の中が静かにならない。そんなふうに変わっていきました。
なかなか寝つけなかった
しんどかったのは、まず寝るまでに時間がかかること。
横になっても、すぐに眠れる日ばかりではありませんでした。
目を閉じていても頭の中は起きたままで、仕事のこと、お金のこと、この先どうするのか、といったことが途切れずに浮かんできました。
何かひとつのことを強く考えているわけではないのに、頭の中だけが止まらない。
そんな感じで、気づくとかなり時間がたっていることがありました。
眠っても浅くて、途中で何度も起きた
ようやく眠れても、しっかり休めた感じはあまりなかったです。
眠りが浅くて、寝ているのにどこか起きているような感覚。
定期的に目が覚めてしまって、そのたびにまた眠るまでに時間がかかりました。
一度目が覚めると、そこからまた考え始めてしまいます。
このままずっと眠れなかったらどうしよう、明日もまたしんどいだろうな、そんなことを考えているうちに、さらに眠りにくくなっていました。
会社のことが夢に出てきた
眠っても、気持ちまで休まらないことも。
会社で嫌だった出来事が夢に出てくることがありました。
もう休職しているのに、夢の中ではまた同じような場面の中にいて、あのときの嫌な感じだけがそのまま戻ってくるような。
復職したあとの夢を見ることもありました。
まだ現実ではそこまで考えられていないのに、夢の中だけ先にその場面が出てきて、朝から気持ちが重くなることが。
お金や仕事の不安が、頭の中でループしていた
夜に浮かんでくるのは、仕事のことだけではありません。
お金の不安もありましたし、この先どうするのかという不安も。
戻れるのか、戻れないならどうするのか、いくら貯めたら退職できるのか。今すぐ答えが出るわけではないのに、夜になるとそういうことばかり考えてしまうことがありました。
考えたから安心できるわけではないのに、止められない。
その感じが、眠りをさらに遠ざけていたのだと思います。
たださぼっているだけではないか、という罪悪感もあった
しんどさの中には、罪悪感もありました。
本当は元気で、ただ休んでいるだけなのではないか。
自分はたださぼっているだけではないか。
そんなふうに思ってしまうことがありました。
もちろん、実際にはそうではなかったのだと思います。
でも、眠れない夜や何もできない日が続くと、自分の状態を自分で信じきれなくなることがありました。
その罪悪感がまた頭の中に残って、さらに眠りにくくなっていたように思います。
朝にそのまま響いていた
夜に眠れないと、朝がかなりしんどかったです。
起きなければと思っても、なかなか体が動かない。
ようやく起きても、頭が重くて、最初からもう疲れている感じがありました。
休職中だから朝の予定が少ない日もありましたが、それでも翌朝への影響は大きかったです。
夜の眠れなさが次の日に残って、その日の重さがまた次の夜に続いていく。その繰り返しだったのだと思います。
ただ、妻が生活のリズムを合わせてくれていたことはとても助けになっていました。
朝に起きる時間や寝る時間をなるべくそろえてくれて、一人だと崩れやすかった毎日が、少しだけ整いやすくなっていた気がします。
それでも眠れない日がなくなるわけではありませんでしたが、生活が完全にばらばらにならずにすんだのは大きかったです。
今は睡眠薬で、何とか眠れている
今も、眠りの問題が完全になくなったわけではありません。
寝つきにくさや眠りの浅さはまだ残っています。
ただ、今は睡眠薬で何とか眠れている状態です。
それで全部が解決したとは言えませんが、少なくとも眠れないまま朝を迎える回数は減りました。
あの頃は、眠ることさえうまくできないことが、自分の中でかなり大きな負担になっていたのだと思います。
眠れないことも、あの時期のしんどさの一部だった
休職中のしんどさは、一つのことだけではありませんでした。
なかなか寝つけない。
眠っても浅い。
途中で起きる。
夢に会社が出てくる。
朝がつらい。
そういうことが続くと、だんだん気持ちが削られていきます。
でも今は、あの時期ならそうなってもおかしくなかったのだと思っています。
あわせて読みたい
休職中のしんどさは、一つのことだけではありませんでした。
関連する話を、こちらにも書いています。



コメントを残す