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休職のことを、最初に誰に相談したか

休職のことを最初に相談したのは、妻でした。

今振り返ると、それ以外の選択肢はほとんどなかった気がします。

上司や同僚に先に相談する発想はありませんでしたし、親や友人に話そうとも思いませんでした。

信頼できる相手が妻しかいなかった、というのがいちばん近いと思います。

妻は、先に変化に気づいていた

最初に様子がおかしいと言ったのも妻でした。

家で仕事の愚痴を話すことが増えていたようです。

上司のこと、後輩への指導のこと、仕事への不満。もともと家でそこまで仕事の話をするほうではなかったのに、その頃はかなり増えていたのだと思います。

それだけではなく、仕事の効率化の方法まで妻に相談することが増えていました。

もともと自分は、そこまで仕事熱心なタイプではありませんでした。だからこそ、その変化は余計に分かりやすかったのかもしれません。

自分ではただ疲れているだけのつもりでも、家ではもう少し前から崩れ始めていたのだと思います。

妻にしか話せなかった

なぜ最初に妻だったのかと言われると、やはり信頼できる相手だったからです。

上司や同僚のことを、当時の自分はあまり信用していませんでした。

相談したところで何かが変わる気もしませんでしたし、そもそも頼ろうという発想がありませんでした。

忙しいことも知っていました。

でも、それ以上に、病気かもしれないことを話したら何が起こるのか分からない怖さのほうが大きかったです。

だから、誰かに助けを求めるというより、妻にだけ少しずつ漏れていった、というほうが近かったのかもしれません。

最後に聞いたのは、「休んでもいいかな」だった

妻には、少しずつしんどさを話していたと思います。

愚痴や不満の形だったことも多かったですが、最終的には「休んでもいいかな」と聞きました。

そのとき、妻はそのほうがいいと言ってくれました。

あの言葉は大きかったです。

たぶん、妻の中にも不安はあったはずです。

お金のことも、将来のことも、気にならなかったわけではないと思います。

でも、あえてそこを前に出さずにいてくれたのだと思っています。

当時の自分には、その配慮がかなりありがたかったです。

もしあのとき現実的な不安を強くぶつけられていたら、また休む決断を先送りにしていたかもしれません。

話して少し楽になった。でも、後戻りできない感じもあった

妻に話して、少し楽になったのは確かです。

自分の中だけにあったものが、ようやく外に出た感じがありました。

一人で抱えていたものを言葉にしたことで、少しだけ現実が整理されたところはあったと思います。

ただ、楽になったことだけではありませんでした。

言ってしまった、という感覚もありました。

もう後戻りできない感じがあって、そこには少し怖さもありました。

実際、その後に上司へ伝えてからも数日は会社に行っていたので、気まずさのようなものもありました。

まだ日常は続いているのに、自分の中ではもう前と同じではいられない。そのずれがしんどかったです。

親にも、友人にも、今は話していない

親には今も言っていません。

少し離れて暮らしていますし、子育ても一段落している親に、わざわざ心配をかけたくない気持ちがあります。

今のところ、この先も話すことはないように思っています。

友人や会社の同僚にも言っていません。

こちらも、おそらく今後も言わないと思います。

言いたくない気持ちしかなかったし、今もその感覚はあまり変わっていません。

上司に話したのは、言わないとそもそも休めなかったからです。

それ以外の人には、自分から広げたいと思いませんでした。

相談相手がいたから休めたのだと思う

休職のことを最初に誰に相談したかを振り返ると、やはり妻しかいなかったのだと思います。

もっと早く誰かに相談できていれば、という見方もあるのかもしれません。

でも当時の自分には、相談先を広げる余裕はありませんでした。

まず一人に話すので精一杯だったし、その一人が妻だったのだと思います。

あのとき、最初に妻に話せていなかったら、たぶん休む決断はもっと遅れていたはずです。

それでも、相談したからすぐ楽になったわけではありません。

ただ、少なくとも一人で抱えたまま壊れていく流れは、そこで少しだけ変わったのだと思います。

 

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