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【立会外分売】貸借銘柄で手堅く利益を得よう!下落幅を狙った空売りが有効な理由とは

今回は、立会外分売で貸借銘柄を狙い撃ちして、利益を出す方法をご紹介。

抽選に当選できなくても利益を出すことができるので、ぜひチェックしてみてください!

 

なお、立会外分売について知りたい方は以下の記事をまずチェックしてみましょう。

IPOより当選確率が高い!立会外分売の申し込み方法を紹介します 【SBI証券】立会外トレードに参戦!当選確率はどれぐらい?利益は出るのか。

 

立会外分売の一般的な利益の出し方

立会外分売の一般的な利益の出し方は以下の通り。

  1. 分売日の前日に分売価格(割引率)が決定
  2. 抽選に応募する(当日8:20まで)
  3. 抽選結果を確認する(当日8:50頃)
  4. 当選できたら、始値で売却する

 

基本的にこのような流れになるため、立会外分売に当選した投資家はその日に株を売却する傾向があります。

そのため、当然、株価は下落する可能性が高いです。

 

べっぺ

ここでは、分売日の当日は株価が下落傾向であることを抑えておきましょう!

今回はこの下落幅に注目して、利益を狙っていきます!

 

当選しなくてもOK!堅く利益を出す方法とは?

立会外分売の当日は株価が下落傾向であると言いました。

基本的に1~2%程度は下がる可能性があります。

ということは、立会外分売前日空売りをしておけば、抽選に当たらなくても1~2%の利益を狙えるということ。

 

べっぺ

これが、下落幅を狙った投資法だよ!

 

空売りとは?

ちなみに空売りとは、「一般信用売り」や「制度信用売り」のこと。

実際に手元に持っていない株を、証券会社より「借りて売る」こと意味します。

株価が高く、これから下がることが予想されるときにこの方法(売り)を使います。

その後、株価が下落したところで株を買い戻せば、その差額分の利益を得ることができます。

 

べっぺ

まさに立会外分売に向いている投資法だね!

 

少し極端ですが、例を紹介します。

1株1,000円の銘柄を100株空売りして、800円に値下がりしたときに100株を買い戻したとします。

空売りしたときに得た10万円から買い戻した株の8万円を支払います。

そうすると、差額の2万円が手元に残ることになりますよね!

 

具体的な計算例

100,000(売)– 80,000(買)=20,000(利益)

 

このように立会外分売が実施される銘柄で、空売りができる場合は高確率で利益を得られます。

チャンスがあればぜひ、実施したい方法です。

 

注意

貸借銘柄(空売りが可能な銘柄)に限られます。

また、空売りを行うには信用口座が必要です。

 

【実例】貸借銘柄で空売りを実践してみた!

実際に空売りを行ってみたので、実例を紹介しようと思います。

なお、今回はSBI証券の立会外トレードを狙って空売りを行っています。

 

モブキャストホールディングスの分売
  • 実施日:9/4
  • 貸借銘柄
  • 枚数:9,500枚
  • 割引率:-3.37%
  • 分売価格:201円

 

9/4にSBI証券で立会外トレードが行われるとのことで、9/3に空売りを入れています。

この時、1株あたりの株価は209円。

 

 

そして、当日8:20までに分売の申し込みを行っています。

今回は3枚(300株)申し込んだのですが、なんと全部当選。

 

ここで、現物の株が手に入りました。

100株の空売りがあるので、現渡を行い、証券会社に株を返却。

 

空売りの費用が97円。

現渡時に手数料が清算され、98円。

 

空売りでの利益

20,900 – 20,100 – 97 – 98 = 605円

 

ということで、約600円ほどの利益です。

 

今回は、記事を書くために無理やり額の小さい貸借銘柄にチャレンジしました。

本来なら、もう少し大きく利益は出ます。

 

注意

今回は、たまたま分売に当選したため、その分で現渡を行っています。

当選しなかった場合は、買いを入れて、現渡を行いましょう!

 

ちなみに残り200株に関しては、始値で売却。

 

始値は204円で分売価格が201円。

わずかですが、こちらは約500円ほどの利益となりました。

 

べっぺ

空売り分と合わせて、1,000円ぐらいプラス。

今回はかなり小粒な案件でしたね。

 

全くリスクはないのか?

残念ながら全くリスクがないわけではありません。

多少リスクはあるので、紹介します。

 

逆日歩リスク

「制度信用売り」を利用した場合は逆日歩(ぎゃくひぶ)が発生する可能性があります。

証券会社の貸し出せる株が不足した場合に発生。

証券会社は不足分を補うために、機関投資家などから株を借りるため、費用がかかります。

その分を負担する可能性があるということです。

 

残念ながら、逆日歩は事前に確認することができません。

しかし、貸借倍率を確認することで、ある程度の事前予測はできます。

貸借倍率については、こちらのサイトを参考にしています。

 

倍率が「1.00」を下回ったときに逆日歩が発生しやすい傾向。

小型株は特に金額が大きくなりやすい傾向が見られます。

 

ここが一つリスクになります。

 

べっぺ

このリスクを回避したい場合は、逆日歩が発生しづらい大型株だけ狙う手もあります。

 

利益が出ないリスク

基本的に株価は下落する傾向があると言いました。

しかし、稀に株価が上昇する場合もあります。

この場合、逆に損をするということに。

 

立会外分売が行われないリスク

立会外分売は確実に実施されるわけではありません。

場合によっては、中止や延期になる可能性があります。

空売りをしておいたのに、延期パターンもあるので、こちらもリスクとなります。

 

まとめ

立会外分売の前日に空売りをし、利益を出す方法を紹介しました。

もう一度概要をまとめておきます。

立会外分売で空売りを行うメリット
  • 堅く利益を出すことができる
  • それなりの利益も狙える
  • 抽選に当てる必要はない

 

立会外分売の空売りのリスク
  • 信用口座が必要
  • 利益が出ないこともある
  • 逆日歩に注意

 

べっぺ

基本的には、勝率が高い傾向です!

興味がある方はぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!

 

IPOより当選確率が高い!立会外分売の申し込み方法を紹介します 【SBI証券】立会外トレードに参戦!当選確率はどれぐらい?利益は出るのか。

 

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